通販担当の雑多回顧録

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濃口と淡口

どうも本田です。

 

今更ですが、醤油メーカーの社員です。ただ川中醤油に入る前までの醤油知識といえばほぼ皆無です。もう全く知らないと言ってもいいですね。そんな入社前のエピソードをひとつ。

 

入社前の本田と言えばスーパーで醤油を買う時、なんとなく淡口醤油を買っていました。理由は「塩分が低そうだから」。減塩をそこまで気にしてはいなかったのですが、そこもなんとなく「健康そうだから」。という理由です。

 

その程度の考えですから、濃口醤油と淡口(うすくち)醤油の違いを理解していませんでしたね。言葉からしたら当然淡口醤油の方が塩分低くて体にやさしいと思いがちですが、逆です。淡口の方が濃口よりも食塩の量は1割程度多めです。色はうすいですが、実際は塩分高いんですよね。

 

では、何で色がうすいのにもかかわらず、濃口醤油よりも塩分が高いのか。それは料理に少しの量だけ使って素材の持つ色や香りを残すために作られているから。「京料理」や「関西料理」に多く使われているんです。澄まし汁や野菜の煮物等に使います。

 

その為、淡口醤油は塩分高めですが、使った料理の塩分が高い訳ではないんです。バランスの取れた美味しい味になってます。要は濃口と同じ量使ったらそれは塩分とりすぎですが、少量で使えば塩分摂りすぎにはならないです。

 

ちなみに「うすくちしょうゆ」の「うすくち」は漢字で「淡口」と書き、「薄口」ではありません。なぜ、この表記にしているかと言うと濃口よりも味がうすい、または塩分がうすいと思われてはいけないという事で淡口としています。

 

知識がない頃の本田は大手メーカーの淡口醤油を買って「減塩になっているな」と思ってました。使う量まではあまり覚えてないですが、ざっくり味付けして辛くない程度に使っていたので、結局濃口と同じ程度の塩分を摂っていたと思います。正しく知るって大事ですね。

 

淡口醤油を使っていてふとそんな事を思った本田でした。

 

それではまた!

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